イエスマン 映画のあらすじ(ネタバレ)と英語のセリフ・名言
YESMAN (2008)
イエスマン "YES"は人生のパスワード
ジム・キャリー主演のコメディ映画。
身の回りで起こる全てのことに「YES」と答えることにした主人公の人生が変わっていく様子を、面白おかしく描いた作品です。
何と言っても発想がユニークで面白いですね。
なんとこれはイギリス人のノンフィクションを元にしているそうです!
まさか本当に全てのことに「YES」と答えることを実践した人がいるとは…。
びっくりしました(^^;
ジム・キャリーのコミカルな演技がストーリーにぴったり合っていて、楽しめました。
彼が恋に落ちる相手役のゾーイ・デャシャネルも自然体の魅力でキュートでした☆
映画のあらすじ(ネタバレ)
主人公・カール(ジム・キャリー)はネガティブで消極的な性格で、パーティや友人からの誘いも断ってばかり。
「このままでは孤独死してしまうかも」という不安に苛まれた彼は、とあるセミナーを受け、全てのことに「YES」と答える誓約を立てさせられます。
それ以来彼の人生は一変。
酔いつぶれるまで飲み明かしたり、けんかをして人に殴られたり、ボランティアに参加したり、ギターや韓国語を習ったり…
彼の生活はハチャメチャで、でも充実したものになっていきます。
ジム・キャリーの表情がどんどん生き生きとしていくのが観ていて楽しかったです♪
そんな中、彼はアリソン(ゾーイ・デシャネル)という、魅力的な女性に出会います。
アリソンは好奇心が旺盛で、興味があることには何でも挑戦して人生を楽しんでいる。彼女はカールと意気投合し、仲良くなります。
英語のセリフ
アリソンはカールと付き合い始めて間もなく、「一緒に暮らしたい」と言います。
彼は「まだ早いんじゃないか」と心の中で躊躇しつつも、「イエス」と答えます。
しかしその後、アリソンはカールの受けたセミナーのことを知って怒ります。
アリソンのセリフ。
move in together 一緒に暮らすために越してくる、の意味
pause ちょっと休止する
ここでは、返事に間があった、という意味ですね。
follow 従う
アリソンはとても勇気を出して「一緒に暮らさない?」と言ったのですね。
でもカールがイエスと答えたのは、ノーと言えなかっただけだと知り、アリソンは傷つき怒ります。
彼女の言っていることは最も…。
カールは彼女を傷つけてしまったことを反省し、何も考えずに全てに「イエス」と答えることはナンセンスだと気がつきます。
大事なことは、本当にやりたいかどうか自分自身に問いかけてみることなのだと。
彼はアリソンに謝り、どうしてセミナーを受けることにしたのか、消極的だった以前の自分について打ち明けます。
そして自分の気持ちを真摯に彼女に伝えようとします。
そのときのカールのセリフです。
get involved with ~ ~と関り合いになる
sooner or later 遅かれ早かれ
自分には分かち合うものなんて何にもないと思っていたけれど、そうではなく、分かち合えるものはとてつもなく大きいとわかった。
そして君とシェアしたいと思っている。
彼は人生そのもののことを言っているのだと思います。
このセリフには感動しました☆
この映画では「全てにイエスを答えるとどうなるか」が面白く描かれていますが、
本当はやりたいと思っていても、自分に自信がないときに、ついノーと言ってしまったり、消極的になってしまう…。
その気持ちわかります。
でも最初から否定的にならずに、もっと色々なことに挑戦してみようかな、と前向きになれる映画でした(^^)