エターナル・サンシャイン 映画の名言、セリフ、あらすじ(ネタバレ)
ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND (2004)
エターナル・サンシャイン
ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット主演の、今まで観たことのない型破りなラブ・ストーリー。
喧嘩別れしてしまった恋人同士の男女が、お互いについての記憶を消してしまうところから物語が始まります。
「記憶を消す」というサービスをする会社があるという設定が面白いですね。
映画のあらすじ(ネタバレあり)
ジョエル(ジム・キャリー)は、最近恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)との仲がうまくいっていません。
ある晩、激しい喧嘩をしてしまい、クレメンタインは家を出て行ってしまいます。
その翌日、仲直りをしようと思ってクレメンタインの職場に訪ねると、彼女はジョエルを知らない人のように扱います。
なんと彼女は怒りのあまり、記憶を消すビジネスをしている「ラクーナ社」に依頼して、ジョエルについての記憶を消してしまったことを彼は知るのでした…。
ジョエルはショックで動揺し、自分も彼女についての記憶を消そうと、ラクーナ社に依頼します。
しかしその施術中に、自分の記憶の中をさかのぼっていくにつれて、彼女との大切な想い出がよみがえっていきます。
英語の名言とセリフ
ある想い出の中で、クレメンタインのお気に入りの場所である、凍った川の上に二人で寝そべるロマンティックなシーンがあります。
その時ジョエルが幸せそうに呟きます。そのセリフです。
ジョエルは記憶の中で覚醒していて、「この記憶は忘れたくない」と訴えます。
ジョエルは博士に向かって必死に訴えますが、施術をしている博士に彼の声は聞こえず、彼の記憶は次々に消されていってしまいます。
ジョエルは記憶の中のクレメンタインを何とか博士から隠そうとしますが、見つけ出されてしまいます。
この「記憶の中の追いかけっこ」のシーンは夢の世界にいるような奇抜な映像の連続で面白かったです。
でも二人で楽しく過ごした時間の大切な想い出がどんどん消えていってしまう過程は切ない…。
とうとう最後の雪が降る浜辺のシーンにたどり着きます。
クレメンタインが「もうすぐに消されてしまうわ」と言います。そのセリフです。
二人は最後に一緒にいられる時間を楽しみ、そしてその記憶も消えてしまいます…
そして彼女のことを一切忘れて、ジョエルは目を覚まします。
しかし彼らは運命に導かれるように、知らない者同士として、新たに同じ浜辺で出会いを果たします。
彼らは惹かれ合いますが、お互いがかつて恋人同士であり、別れてしまってその記憶を消してしまった事実を知ることになります。
彼らは動揺します。
「今はお互いに惹かれているけれど、付き合ってもまた同じことが起こるわ」とクレメンタインはジョエルの前から去ろうとしますが、彼は引き止めます。
ラストシーンでのセリフです。
get bored with ~ ~に退屈する
trap わなにかける
feel trapped 逃げ場を失ったように感じる
ジョエルはそんなクレメンタインに対して微笑み「Okay」と答えます。
そうしてクレメンタインも微笑み返します。
たとえまた同じことが起こる事になろうとも、二人が新しく関係を始めることを選んだ結末に、感動しました。
二人はこれからまた新しく思い出を作っていくのですね☆