ふたりのパラダイス 映画のあらすじ(ネタバレ)、感想、セリフ
WANDERLUST(2012)
ふたりのパラダイス
ジェニファー・アニストン主演のロマンティック・コメディ。
ジェニファー・アニストンはドラマ「フレンズ」でとても好きになった女優さんですが、フレンズのレイチェル役の印象が強すぎて、映画ではあまりしっくりくるものがありません…
でもこの「ふたりのパラダイス」は面白かった!
ジェニファー・アニストンの自然体のコメディエンヌとしての魅力が全開☆
ポール・ラッドとの相性もばっちり。おとぼけカップルの珍道中を楽しんで観ることができました(^^)
映画のあらすじ(ネタバレ)
ジョージ(ポール・ラッド)とリンダ(ジェニファー・アニストン)は、ニューヨークに住む夫婦。
念願のアパートをようやく手に入れたはいいものの、ジョージが仕事をクビになってしまい、仕方なく仕事を斡旋してくれるというジョージの兄の世話になることに。
車でアトランタへ向かう旅の途中で、彼らは奇妙なヒッピー・コミューンに一泊することになります。
外界から閉ざされ、70年代から時の止まってしまったようなコミューンで、温かい歓迎を受ける二人。
彼らはそのもてなしに感激し、とりあえず2週間コミューンに滞在してみることにします。
英語のセリフ
コミューンのリーダー的な存在であるセス(ジャスティン・セロー)がコミューンの精神について述べるセリフです。
Who knows? 誰にもわからない
fill with~ ~で満たす
人生を、自然と笑いと友情と愛とで満たすこと、それが彼らのコミューンのモットー。
都会の生活に慣れ親しんできたジョージとリンダは、その考えに共感し、戸惑いながらも彼らの自給自足の生活に馴染もうとします。
この過程がかなりおかしい。
例えば彼らは「ドアはお互いから閉ざされてしまう」として、一切ドアをつけないので、トイレもオープンなのです。
どうしても違和感を感じて馴染むことのできないジョージ。
その気持ちはわかります(苦笑)
一方でリンダはコミューンの生活に適応するについれて生き生きとしていきます。
2週間後にリンダはジョージに「ここに留まりたい」と言います。そのセリフです。
I like how I feel about myself
リンダのこの言葉が印象的でした。
ようやく自分の居場所を見つけることができた、と感じているのでしょう。
それに対して、溶け込むことの出来ないジョージは、コミューンを出てしまいます。
そこへリーダーのセスがリンダに横恋慕し、彼女を誘惑しようと試みます…
ジャスティン・セローが演じるセスのキャラクターもかなりおかしいです。
意味不明に叫んだり踊りだしたり(?)
最後のすったもんだの乱闘シーンも笑えました。
色々あった後に、最後にジョージとリンダはやはりお互いを必要としていることに気がつきます。その際のジョージのセリフです。
You are where I want to be. 「君が僕のいたい場所だ」
良い言葉ですね☆
最後に夫婦関係を見つめなおして大団円となる、オーソドックスな物語なのですが、登場人物たちのキャラクターや、コミューンの生活がとにかく面白かったです。
肩が凝らず軽快に楽しめます☆