アニー・ホール 映画の英語のセリフ、名言、あらすじ(ネタバレ)
ANNIE HALL (1977)
アニー・ホール
ウディ・アレン監督の名作ラブストーリー。
ウディ・アレン演じるコメディアンのアルビーと、売れない歌手のアニーとの出会いから別れまでを描いた映画です。
ウディ・アレンならではのシニカルだけれどユーモアあふれるセリフや、茶目っ気たっぷりの演出が満載です♪
2人が出会ったときの会話のシーンで、駆け引きをする男女の心の声が聞こえてきたのが面白かった☆
誰でも気になる相手には自分を良く見せたいものですよね~ 気持ちわかります(^^)
英語のセリフ、名言
気の利いたセリフや、ジョークが盛りだくさんで笑わせてくれるけれど、この映画で描かれているのはシンプルな恋愛。
男女が惹かれあって、恋人同士になり、同棲することになる。
でも恋愛の一番良い時期は短くて、しだいに倦怠感が生まれ、心がすれ違うようになってしまう…
その描き方がすごくリアルで、切ないのでした。。
別れが避けがたいものになり、とうとう2人が口にするシーン。
constantly いつも
move forward 前へ進む
アルビーのセリフには、「なるほど~」と妙に納得してしまいました。
確かに恋愛って、前へ進まないで停滞すると、倦怠感が生まれて、うまくいかなくなるのかもしれません。
2人は結婚して家庭を持ちたいと望んでいるわけではない。
行き止まりになってしまったのですね。
でもアニーと別れるやいなや、彼女を恋しく思ってしまうアルビー。
彼がニューヨークの街を歩くシーンが哀愁漂っています。
「君を忘れられないんだ」とアルビーはアニーに告げます。
それに対してアニーが答えるセリフに、胸がグサリ…
「あなたは悲観的すぎて一緒だと人生を楽しめない」と彼女は伝えます。
「島みたいな人」というのは言いえて妙だと思います。
そういうアニーに対し、アルビーはこう答えます。
誰かが不幸だったり、飢えていたりしたら、自分も楽しめないというアルビー。
アルビーの人生に対するシニカルな世界観に、アニーはついていけなくなってしまったのですね。
人それぞれ価値観は異なり、他人を本当に理解し受け入れることは難しい。
アニーはアルビーとの付き合いを通して、自立した大人の女性になり、アルビーとは違う自分自身の生き方を模索し始める。
でも最後に別れがきたとしても、恋をして誰かと人生のかけがえのない時間を共有できたことは素晴らしいことですよね。
ラストのプレイバックシーンでそう実感しました。
「dTV」というエイベックス社の映像配信サービスで鑑賞しました。
映像配信サービスの中では、ここが一番安いと思います。
月々500円で映画やドラマが見放題です。