おしゃれ泥棒 恋愛映画の英語のセリフ、名言、あらすじと感想
HOW TO STEAL A MILLION (1966)
おしゃれ泥棒
前回に引き続きオードリーヘップバーンの主演映画を。
この作品のオードリーもキュートですね☆
ジバンシィの衣装がシックでおしゃれです。
そして登場する車のかっこよいこと!
あらすじと感想
オードリー演じるニコルは、贋作画家の娘。
彼女のパパはゴッホやセザンヌなど、有名画家の偽の絵を描いて高値で売っているのです。
いつ世間にばれて警察に捕まるかもわからない、危険な仕事です(^^;
ある私立探偵が夜中に彼女の家に忍び込み、絵を偽者かどうか見極めようとします。
その私立探偵・シモンを演じるのがピーター・オトゥール。
この人は「アラビアのロレンス」で有名な人ですね。
私もあの映画を観て彼のファンになりましたが、この作品の彼もとても素敵です☆
洒脱でキザで、どこかとぼけた魅力がある(*^^*)
「ローマの休日」や「アラビアのロレンス」は名作すぎて、どちらも最後が悲しいので私はあまり気軽に観られないのですが…
この「おしゃれ泥棒」は楽しく気楽に観られて、主役の2人の魅力が存分に堪能できます♪
邦題も気が利いていて良いですよね!原題よりもずっといいかも(笑)
英語のセリフ
夜中に2人が初めて出会うシーンがスリリングでドキドキ。
絵を盗むために家に忍び込んだシモンを、ニコルは泥棒だと思って、誤って銃を発砲してしまいます。
ニコルは怪我をしたシモンの手当てをし、さらにお人好しの彼女は彼のホテルまで車で送っていく羽目に…
シモンはプレイボーイらしく別れ際に彼女を見つめて言います。
trustworthy 信頼できる、信頼に値する
on the first acquaintance
初対面で、という意味。
sport (口語で)寛大な人
調子のいいシモンはニコルにキスをしちゃいます。
キスされてぼうっとなるオードリーが可愛い(*^^*)
このキスが2人の恋の芽生えるきっかけに☆
さて、贋作画家の娘と、うさんくさい探偵の恋の行方は…?
ニコルはこの後、シモンに美術館からヴィーナスの像を盗む依頼をすることになります。
2人で協力して美術館に忍び込み、泥棒をする場面がこの映画のハイライト。
磁石を使って鍵を開けたり、ブーメランを使って警報をわざと鳴らしたりと、小道具のトリックが効いていて楽しさ満載♪
警備員さんたちのユーモアたっぷりのすっとぼけた演技も面白かったです。
2人は一緒に泥棒する中で恋に落ちていくのですが、泥棒のスリルと重なり合って、クライマックスには胸がドキドキしちゃいました。
楽しく軽快に観られるロマンティックコメディです。
個人的には、ちっとも懲りない贋作画家のパパ役のヒュー・グリフィスと、オードリーとのコンビも面白くて好きでした!